珈琲に関する悩み……未解決

こんにちは。今回のブログ担当のNSです。

昨年、自社のオンライン忘年会の景品で、コーヒーメーカーを当てました。
そんなこともあって、数年ぶりに、気合を入れて珈琲を淹れるようになりました。

ただ、珈琲を淹れようとすると、いろいろ考えてしまうんです、毎回。
こだわり始めれば珈琲に限らず、なんでもそうなってしまうのですが……。

珈琲の場合、ぱっと思いつくパラメータが、
・品種(さっくりとで、アラビカ種、ロブスタ種。細かく分けると……多数)
・産地(インドネシア、グァテマラ、ブラジル、エチオピア、コロンビア……多数)
・焙煎(浅煎り~深入り、フレンチ、イタリアン)
・挽き方(細挽き~粗挽き)
・淹れ方(サイフォン、ドリップ、フレンチプレス、エスプレッソ……)

この中から、好みの一番美味しい組み合わせを探すということになります。
実際には、淹れ方によってお薦めとされる挽き方、煎り方はある程度絞られるわけですが。

現在、自宅で選択できる淹れ方がドリップかエスプレッソ。
サイフォンの器具は相当前に割ってしまいました。

エスプレッソも、自宅には淹れる手段が3種類あるのですが、せっかくなので、当選したコーヒーメーカーを使って淹れています。

そのコーヒーメーカーは、自動でカプチーノを作る機能がウリなのですが、私は珈琲にミルクを入れないので、カプチーノ機能は使用せず、エスプレッソを作っています。
ミルク用の装備がもったいないので、そのうちカプチーノも作ってみるつもりではありますが……ミルクを淹れるとなると、ミルクの種類、牛の種類?をこだわり始めてしまいそうです。

エスプレッソを淹れるとなれば、
・挽き方は極細引き
・焙煎は超深入り(イタリアン)
と、言葉にするといたってシンプルです。

しかしながら、極細引きは、どれくらい細かくすればいいのか?となりますし、豆を挽くミルも自宅には手回し式と電動式があり、どちらがよい??となります。

自宅にある手回しミルは、ねじの締め具合で豆の細かさが変わるタイプ(つまり無段階調節)です。
電動ミルはダイヤルが付いていて、一番粗いところから一番細かいところまで(今数えてみたら)34段階ありました。
いったい、どちらのミルで、どれくらいの細かさに調節したらよいのか。

さらに、コーヒーミルは粉砕方式によって、カッター式、臼式、コニカル式と3種類に分かれるそうで、うちのミルは手動も電動も臼式です。
コニカル式が一番よいのだろうけれど、少々高価。

挽くより前の工程、つまり栽培、収穫、焙煎は、現状自宅ではできないので、焙煎した豆を買っています。
最近は、生の豆から煎り方を指定して購入できるお店が増えました。
ネットショップだけでなく、職場や自宅の近所にも店内で焙煎して売っているお店が数軒あります。
焙煎する道具もいろいろ売っているので、自宅でもやる気になれば焙煎ができそうですが、調べてみると結構大変そうなのと、焙煎機となると相当高価です。
今年の忘年会には、ぜひとも珈琲豆焙煎機を景品に加えてもらいたいと願っております。

そういうわけで、現状は焙煎した豆を購入しているのですが……同じ「深煎り」でもお店によって煎り具合(焙煎度合い?)が微妙以上に異なります。
「深煎り」という表現は抽象的で、人によって相対的に「深煎り」だけなのかもしれませんが、これが「フレンチ」「イタリアン」でも、色の濃さ、香りが結構違ったりします。
「フレンチ」「イタリアン」なんて言っても、そこに規格があるわけではなさそうなので当然かもしれません。
そもそもお店によって焙煎する機械が違うだろうし、もしかしたら熱源(電気/ガス/その他?)によっても味が変わってくるような気がします。
お店がいろいろあって、お店の中には豆の種類がいろいろあって、どの店でどの豆(種類・産地)をどの煎り方で……飲んでみないとわからないので、買っては淹れて飲んで、買っては淹れて飲んで……。

そういえば上述の煎り方に「炭火」を含めていませんが、最近増えている珈琲豆を焙煎して販売するお店は、おもに焙煎機を使用しているので炭火は選択肢になく、また、炭焼き/炭火/炭火焼珈琲というのが、煎り具合を指しているのかどうか、よくわからないためです。
おおむね深煎り寄りではあるような気がするのですが、店(会社)によって、中煎り~深煎りがあるような気もしています。
炭火のフレンチとかイタリアン(ロースト)というのがあれば、試してみるかもしれないです。
でも、炭火焼ならば当然「炭」が何かによっても味わいは変わりそうです。
「備長炭」が最上なのか、それとも珈琲に合う炭はコレみたいなのが別にあるのか、もし備長炭だとしても、そこにも種類が……(以下省略)。

かくして、美味しい――万人に美味しいなんて目指していません、自分にとってだけ美味しい珈琲ですら、迷走の日々です。

以前フレンチにはまっていたときに、もしかしたら水(の硬度?)が味を決めるのではないかと思いつき、エビアンで珈琲を淹れたことがあります。
数回やってみたのですが、美味いと思った日もあれば、そんなでもないかなと思った日もあり。
体調、気温、水温…などの影響もあるかもしれず、結論として「よくわからない」ということになりました。
それこそ、最近はエスプレッソを淹れているのですから、サンペレグリノあたり試してみたほうが良いかもしれない……。

ますます迷走しそうです。

NS

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