笹団子の誘惑

今回の担当、SGです。

先日、急に笹団子(ささだんご)を食べたくなって越後湯沢まで行ってまいりました。
キャンプシーズンに向け、草にまみれてギアのメンテナンスをしていたせいだと思います。

この笹団子ですが、新潟県を中心とした地域の伝統的な和菓子で、米粉を使った団子を笹の葉で包んで蒸したものです。
その起源は、江戸時代やそれ以前にさかのぼるとされ、保存性を高めるために笹の葉が使われており、その抗菌効果によって団子が長持ちすることから、旅の携帯食や保存食として重宝されていたそうです。
山形の笹巻も同じですね。

笹団子の起源には諸説あるそうですが、新潟の農村部で行われていた「端午の節句」や、農作業の合間の食事として生まれたとされています。
江戸時代には、越後地域(現在の新潟県)を中心に広まったとのことです。

笹団子は米やもち米を使って作られるため、米どころである新潟の風土に非常にマッチしており、地域の名物となったのでしょう。
名物だけに笹団子は色々あるのですが、「駒子もち」とセットで「億萬屋」が私の推しです。

ちなみアウトドア派で体力自慢の私は、途中の「日本一のモグラ駅」土合駅に寄り、地下ホームを往復することで笹団子を食べる罪悪感をやわらげました。

ご参考までに、土合駅の地下ホームは片道486段です。
私は200段付近で休憩した後、20段おきに休憩します。
復路は生まれたての小鹿でした。

SG

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