ブラックからホワイトへ

SGです。

今回は「ブラックフライデー」について書きたいと思います。
(この記事を書いているのはブラックフライデー前なのですが、今年は新聞紙で炊ける炊飯器を狙っています。)

このイベント、名前はブラックですが「暗黒の木曜日」とは関係なく、「感謝祭(Thanksgiving : 11月の第4木曜日)」 の翌金曜日に行われる、クリスマス商戦の前哨戦となっています。
日本での展開は、弊社の歴史より浅い気もしますが、実際はどうなのでしょう。

さて、このイベントのトリガーである「感謝祭」ですが、起こりは17世紀初頭、同化が嫌で逃げたら入植地を間違えた移民と、優しさだけで手伝っていた先住民が、「収穫できてよかったね、おかげで生活が軌道に乗ってきたよ、ありがとうね!」と祝った事が起源だそうです。

この話自体は好きなのですが、そこからすぐに、そして数百年の間、宗教的、利己的な荒事が涙の路まで続きます。
ネイティブアメリカンのこれまでと現在を考えると、いろいろ語りたくもなりますが、また飲んだ時にでも呟かせてください。

この感謝祭、私自身も参加したことがありますが、みんなで集まって飲んで、テレビ見て、買い物行って、ごはん食べて、という感じでした。
料理はターキー、パンプキンパイ、マッシュポテト(あとは覚えてない)などが、ママ自慢のグレービーソースまみれで振る舞われます。
確かに、ターキーがテーブルに鎮座していれば豪勢に見えましたし、日本でいう鍋料理のポジションなのかもしれないです。

そのターキー。
“Turkey”とトルコを意味する名前で呼ばれているのは、トルコから輸入していたためなのだそうですが、当のトルコでは“インド”、さらにインドでは“ペルー”と呼ばれているらしいです。

ターキーに関して、もうひとつ。
日本でターキーは、クリスマス商戦の雄、フライドチキン(鶏)に完敗していますね。
これは企業戦略によるものだと思いますが、老若男女に絶大な刷り込み効果です。
学生時代のバイト先の頑固親方ですら、KFCのパーティーバーレルを買っていたくらいでした。

3つ目。
まさにターキーですが、ボウリングでも使いますね。あれは何故なのでしょう?
ちなみに昨年、私はKFCの食べ放題店で一度に16個食べていますので、完勝済みです。
いや、健康数値的には負けているのかもしれません。

というわけで、皆さん。

ブラックフライデーで欲しかったものを手に入れたら、もう師走です。
ホワイトクリスマスに本命をゲットする(もらう)まで、仕事も宴席も忙しいと思いますが、周りに感謝しつつ、健康第一で乗り切ってください。

SG

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