こんにちは、毎回食べ物の話しかしてこなかったNSです。
今回はごみ袋の話です。
ちなみに、東京23区内にお住まいの方、その他の地域でもごみ袋が有償化されていない自治体の人にはわかりにくい話になるかもしれません。
現在住んでいる埼玉県の真ん中付近にある市に引っ越してきて20年以上たちます。
たぶん転入した当初から自治体指定のごみ袋があり、燃えるごみ、燃えないごみ、資源ごみ、各々専用の自治体名が刷ってあるごみ袋で捨てています。
なので、ごみ袋を買ったことが何度もあるはずなのですが、値段を気にしたことがありませんでした。
話は変わって、ここ数年(コロナ禍以降)、マンションのごみ捨て場にごみを捨てに行く頻度が高くなりました。
在宅勤務が多くなり、始業前に余裕をもって捨てに行けるからです。
それ以前は、マンションのごみ捨て場にあまり入った記憶がないというか、ごみ捨て場の中の様子をよく見た記憶がない。
ま、それ以前の話はよいとして、ここ数年、ごみを捨てに行くたびに思っていたことがあります。
「みんな、やけに大きなごみ袋で捨てるんだな」と。
大きいサイズのごみ袋に半分も入ってないようなものが結構ある。
大半がそんな感じに見えます。
僕は「詰め放題頑張った」みたいな感じのパンパンにしたごみ袋を持っていくのですが、それを置こうとする場所には、うちのごみ袋が余裕で丸々2~3個入りそうなごみ袋が積んである。
大は小を兼ねるので、大きい分には問題ないのでしょうが、有償でもあるし、そんなに無駄な捨て方をしなくてもよいのではないか、などと思ったりしていたのです。
ごみ袋も「ごみ」になるわけですし。
ところで、ごみの有償化というのは、自治体のごみ削減、分別のために実施されているものだと認識しています。
住民として、ごみの分別および総量削減には積極的に(でも、できる範囲で)協力していく姿勢なので、捨てるときはなるべく小さく捨てる、大量の空気を入れて捨てたりしない。
ごみの収集もコストですから。
なんて考えていたのですが、ごみ捨て場を見る限り、ごみを小さくしようと誰も考えていないようで、もしくは考えている人は少なそうで、少々残念に思っていたのです。
しかし、先日、スーパーで何の気なしに自治体指定のごみ袋を見て、気づいてしまいました。
10Lのごみ袋と20Lのごみ袋がおなじ値段。
10枚入りで50円弱、その上に30Lと45Lがあるのですが、10円~20円ほど高くなっていくだけ。
(正確に覚えていません、10Lと20L同価格の衝撃が大きすぎて。)
10Lのごみ袋と20Lのごみ袋がおなじ値段で、さらに大きい袋も大して違わない。
ごみを減らしたかったら、ごみ袋の価格設定がおかしくないだろうか。
あれ?ごみの総量を減らしたくて、ごみを有償化しているんじゃないんだっけ?
その後、母の住んでいる(20年以上前に自分も住んでいた)東京多摩地域の市に行った際、母の買い物に付き合いながらスーパーで自治体指定のごみ袋を確認しました。
当然、以前住んでいた時にごみは有償化されていませんでしたので、今回初チェックとなったのですが、5L100円、10L200円、20L400円、40L800(各10枚入り)でした。
隣の市も同じ価格。
これは高い。
自分が今住んでいる場所のごみ袋と比較した感想です。
高いですが、ごみ1L当たり2円で、袋のサイズが変わってもごみの1L当たりの価格は同一。
ごみを減らしたい気持ちが伝わってきます。
捨てれば捨てるほど、ごみの容積あたりの単価が下がったりはしていない――これは正しい、ような気がします。
むしろごみ袋が大きくなると割高にするぐらいの勢いでもよいのでは?などと考えてしまいます。
あれ?なんで今の居住自治体のごみ袋は安いのかな?
こういうときインターネットは便利です。
こういう疑問への回答が(ホントかウソかは置いておいて)すぐに得られます。
驚きのふたつ目なのですが、現居住の自治体、ごみ処理の有償化をしていなかったのです。
ただ、自治体指定のごみ袋で捨てなければいけないルールだけ設定して、自治体指定のごみ袋は原価(処理費用の上乗せをしていない)で販売している。
つまり、自治体マークと自治体名称を刷り入れたビニール袋の値段。
これ、目的は何なのでしょう。
ごみ分別の推進?よそ者に捨てさせない?ぐらいしか思いつきません。
そして、最近みっつ目の驚きがありました。
最初にごみ袋の価格を見たスーパーとは別のスーパーに行ってごみ袋の価格チェック(最近の趣味といってもいいかもしれない)をしたら・・・なんと最初に価格を見たスーパーよりも1~2円高かったのです。
このご時世、値上げということも考えられなくもないですが、原価ということなので、スーパーで価格設定しているのかなぁ。
だから多少差が出るのかもしれない。
しばらく、ごみ袋の価格が気になり続けそうです。
NS