サメの出番を増やしてください!!!

インスパイアクロス サメ映画部のSRです。
毎回、テーマ選びに悩むことが多いのですが、今回は「サメ映画」について熱く語りたいと思います。

皆さん、サメ映画というとどんなイメージを持っていますか?
多くの人が「海」で「サメ」が大暴れ…といったことを思い浮かべるのではないでしょうか。
このイメージの大元は、おそらく1970年代半ばから後半にかけて大ヒットした『ジョーズ』やその続編『ジョーズ2』からきているものと思われます。

しかし、90年代後半~現在にかけて多様化し、多くのサブジャンルを生み出しているようです。
近代のサメ映画から発見した予想外な要素をまとめてみました。

  • サメが全く出てこない
    信じられないと思いますが、本当です。
    「サメ映画」というカテゴリに分類されながらも、複雑な人間模様や主人公の過去に焦点を当てることで、新しい視点を提供しているようです。
  • 海が全く出てこない
    信じられないと思いますが、これも本当です。
    従来のサメ映画では海でサメが人間とあれこれする様子が描かれてきましたが、最近では湖や主人公の自宅といった場所でサメが登場する作品が増えています。
  • サメに何かしらの要素を加えている
    2009年の『メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス』を皮切りに、単にサメを出すだけでなく意外な要素が加えられることが増えています。
    例えば、宇宙に出るサメや、サメのゾンビ、さらにはオオカミのようなサメなど、サメそのものが特徴を持つ作品が毎年ハイペースで作られるようになりました。

予想外な要素とは言ったものの、個人的には正直サメの撮れ高は多ければ多いほど嬉しいですし、複雑な人間模様をわざわざ映画で観る必要があるのか?と思います。

しかしながら、サメ映画市場が潤い続けるには沢山のファンが必要です。
サメが好きな人だけをターゲットにするよりも、ゾンビやSFなど様々なジャンルのファンを巻き込むことで、製作費を回収するだけのヒットを狙えるかもしれません。
マニアックな内容にすればするほど、通常のヒット作とは逆の方向に話題となり、逆張りが好きな映画ファンなどからコアな支持を受けたサメ映画もたくさんあります。

サメが好きな人達がある程度新しい流行を受け入れていかなければ、市場が廃れていく可能性もあるのではないでしょうか。
いちファンとして、サメ映画市場の更なる発展を祈っています。

それでは、長文失礼いたしました。

SR

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