全大人に知ってほしいこと

YNです。

「サウンド・オブ・フリーダム」、映画館で観てきました。
この映画は、児童誘拐、人身売買がテーマとなっており、実在する元小児性愛捜査官の事実を基に作成された物語です。

物語とはいえ、ほぼ実話です。
ネタバレはしませんが、説明のために一部内容を記載します。

まず一番初めに感じたのは、防犯カメラは決して抑止力にならないということです。

映画の中で、実際に子供たちが連れ去られる映像が何度か出てきますが、昼間だろうが、大通りだろうが、周囲に人がいようが関係ありません。
バイクでさっと抱きかかえて、親が見ていない一瞬のうちに連れ去ってしまいます。
防犯カメラは事後の記録にしかならない。

例えば街で、知らない大人が、知らない子供を連れていても私たちは気に留めません。
こうなってしまったのは、人間関係が希薄になってしまったことも一因ではないかと考えます。

この仕事をしていて言うのもなんですが、ITは道具に過ぎないと思っています。
AIに取って代わられるといわれている時代において、大切なのは自分の頭で考えることと、人とのつながりであると私は思います。

映画はきれいにまとまっており、希望ベースで進んでいきますが、現実はもっと闇深く、助からないケースが大半(99.9%以上といっても過言ではない)です。
仮に助かっても、心身に重いものを背負ってしまう。
この話を映画にできたのも、元捜査官たちが自分の安定した職を捨て、命がけで事件を追った結果があってこそです。

事実を知る前に消されてしまうことはざらにあります。
言い換えると、明るみに出なければそれは無かったことにできるということです。
歴史を見れば、正義感を持った人ほど、不思議な目にあっていることが少なくありません。
例えば、不慮の事故、急な病気、失踪、不審死、著名な人であれば何かしらのスキャンダルで叩かれる、などです。

仮に何かを訴えても陰謀論として一蹴されてしまう。
忌むべきは、論を唱えている人ではなく、実際に陰謀を企てている連中ですよ。

最近では、某富豪がある島に児童を誘拐していたことや、アメリカの某有名テーマパークが人身売買にかかわっていた事実が明らかになりましたよね。

上記の流れを知らない、傍観、無関心の人たちは
「実際に見たの?」「ソースは?」「不安を煽りたいの?」「デマに騙されてるよ」
と思うかもしれません。
はっきり言って、その思考かなり危険です。

日本も決して他人事、遠い国のお話ではありません。
人身売買の背景には、不法移民問題が関わっています。
近年、“外国人労働者”という名の移民が日本にも多く入ってくるようになりました。

移民が悪と言っているのではないですよ。
国が無くなったことがない日本では想像できないかもしれませんが、育った環境、歴史、教育、文化で考え方のベースは変わります。
性善説でいること、人を疑わないこと、それは美徳であり残していきたいものです。
しかし、そうではない考え方を持つ人は世界にたくさんいるのです。

不要な争いを避けるため強調して言いますが、外国人が悪く、日本人が良いと言いたいわけではありません。
私にも海外の友達、帰化した知人がたくさんいます。

お伝えしたいのは、こういった事実を認識し、自分ごととして考えてほしい、ということです。
知ること、そしてそれを伝えること、これが抑止力になります。

YN

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