こんにちは。
とうとうあだ名が「ちいかわちゃん」になったTAです。
30代後半に差し掛かろうという歳で、ファンシーを極めたあだ名(推しの名前ですが)を貰って非常に恐縮です。
先日、久しぶりに昔からの友人2人と、地元(都内)でご飯を食べました。
仲はいいのですが、本当にときどきしか連絡をとらないので、かなり珍しいことでした。
1人は、私の幼馴染であり、中学校まで一緒のM。
もう1人は、中学・大学が同じで、中学時代はさほど親交が深くはなかったものの大学から仲良くなったN。
大学時代は、その3人でよく遊んでいました。
Nは大学時代から、お金をためては海外に一人旅する人で、就職した今は拠点が海外にあります。
年に一度は帰国しますが、1週間程度しか日本にいないので、超レアキャラです。
今年は珍しく2か月ほど帰国しているそうなので、3人予定を合わせられたという次第です。
私も地元を離れて何年か経っており、「今、どうなっているんだろう」という懐かしさで、食事の前に少し散歩してみました。
最寄り駅を降りると、商店街があります。
もっとシャッター商店街のような感じを想像していたのですが、意外と栄えているようでした。
新しい店もありましたし、見覚えのある店もまだありました。
以前は昔ながらの銭湯だった場所が、リニューアルされて漫画喫茶か(?)のような銭湯になっていて、外から見ても人がたくさんいました。
(銭湯なのに、外からおおきな窓で人が見えるのも不思議な感覚でしたが)
ただ、久しぶりに戻ってきたせいなのか、記憶にある道があやふやになっていたことに驚きました(笑)
道幅太めのメインの道や、よく使っていた道はわかるのですが、細い路地に入ってしまうと「この先ってどこに出るんだっけ?」という感じで、なんだか急に知らない町に来たかのようでした。
そんな中、思い出の中学校に行ってみると、中学校がなくなっていました。
今はどこもそうかもしれませんが、少子化のために統廃合されたそうです。

まだ更地ではありませんが、工事のために建物すべてが覆い隠されていました。
かろうじて体育館の建物が遠目から見える程度でした。
中学校がなくなる話自体は以前に聞いたことがあったのですが、すでに工事も進んでいたようです。
大人になると、いつの間にかなくなっていくものがあるんだと思うと、少しさみしくなりました。
とはいえ、しばらく会っていなかった2人と会えたこと、昔ほど会えなくてもこの関係性をまだまだ続けられることは嬉しく思いました。
「学生時代の友達の連絡先を知っていても、そもそも連絡する理由がない」
「みんなのライフステージがどの段階にあるかわからないから連絡しづらいし、話題があうかもわからない」
「子供がいたら、遊びに行く暇もないかもしれないし」
「いま属しているコミュニティだけで手一杯/満足と思っている人もいるかもしれないし」
話してみると、たった3人しかいない中でもそれぞれの配慮と遠慮があり、疎遠になってきていたのだなと感じました。
せめてこのメンツの間だけは、気兼ねする必要はないかもしれない、と思い直しました。
また、この日の約束を取り付けるまでは、Mと現在の互いの居住地が意外と近いということを知りませんでした。
家が近いこともわかったので、今後はできるだけ会ったり、話をする機会を作るようにしようと約束をしました。
Nは海外なので、頑張っても年1回にならざるを得ないですが、連絡だけはマメにしようと思いました。
みなさんも、疎遠になってきたと感じる友人がいても、連絡を取ってみると関係の再構築ができるかもしれないです。
「なんだ、思いのほか会えるし、話せるんだ」と思えるような相手がいるかもしれません。
TA